医療大麻×仮想通貨 マリファナコインの育て方

医療大麻と仮想通貨をテーマにした投資情報ブログです。3兆円市場へまっしぐらの医療大麻と、未だ未知数の仮想通貨が出会い、今何が起きていて、これからどうなっていくのかを投資の観点から追い続けます。

マリファナ銀行の実現を邪魔するも

www.cnbc.com

 

カルフォルニアでは現在、“マリファナ銀行”を作っちゃおう! という動きがあります。

 

さすがだな〜。日本じゃ絶対あり得ない…。

 

え? なんでマリファナのために銀行? と思った方はこちらの記事を。

 

www.marijuana-cryptocurrency.com

 

超ざっくり説明すると、州法と連邦法の矛盾(州法では合法でも連邦法では非合法)によって、どれだけマリファナ販売店(医療&嗜好)の売上げが伸びていても銀行は、

 

「すまん。連邦法で違法ってことはまだグレーやん? 口座は勘弁してちょ」

 

という態度なので、このニュースの写真のように現金でやり取りしているのが医療大麻、及び嗜好品大麻販売の現状です。

 

2016年に州法で嗜好品大麻が合法化され、2018年1月から施行されているカルフォルニアは、いわばマリファナの聖地。

 

www.marijuana-cryptocurrency.com

 

 

マリファナといえばオランダのアムステルダムが有名ですが、歴史的な背景を見ればやっぱりカルフォルニアがシンボリックな存在です。

 

そんな聖地カルフォルニアですから、いま関係者もビックリするほどの大量のキャッシュが大麻産業に流れ込んできています。

 

どれくらいかというと、カリフォルニア州デービス農業問題センター(California Davis Agricultural Issues Center)の研究者がカルフォルニア州から依頼を受けて行った2016年の研究では、市場に50億ドル(5550億円)が流れ込むと推定されています。

 

ご、ご、ご、5550億円………

 

この市場規模が日本でいうとどれくらいなのかはこちらのサイトでチェックするとおもしろいです。

 

visualizing.info

 

ソーシャルゲーム、炭酸飲料、保育園/託児所、飲料牛乳の市場が同じくらいの規模感なので、それ考えるとすごいですよね。

 

アメリカ全土じゃなくて、あくまでカルフォルニア州だけの数字ですからね。5550億円というのは。

 

ちなみに、2016年の調査段階で、医療大麻だけの市場がすでに3000億円あったみたいです(医療大麻は1996年に合法化)。

 

ちょっと脱線しますが、こういう経済の数字を見ると、日本での大麻合法化運動がいかに極小なのかということがわかります。

 

非合法なものを合法化するには、経済が牽引するしかないでしょう。

 

アメリカのこの研究では、じゃあその5550億円はどこから来るのかまで研究しましたが、それは既存の医療患者であり、闇市場からのスライドとのこと。

 

日本でのマリファナのアングラマネーは少ない。桁が違いすぎます。無視してよいくらいでしょう。

 

大麻の逮捕者も年間にたった2000人しかいません。

 

www.mhlw.go.jp

 

アメリカでは60万人超えてたんですよ? 日本の300倍です(笑)。

 

potnavi.com

 

もう、土壌が違いすぎるんですよね~。

 

ヨーロッパにしろ、マリファナスモーカーはとにかく多いです。

 

こうした国だったら、合法化してちゃんと規制して税金を取って教育やインフラのために投資しょう!

 

っていう解を導き出せると思うんですけどね。

 

2000人だったら無視ですよ無視。コストが高すぎる。割に合わない。

 

こうしたことを言わずに、

 

「大麻は環境に優しい!」「大麻は日本の文化だ!」「大麻取締法はGHQから押しつけられたんだ!」「大麻はモルヒネより安全!」「大麻はオーバードーズがない!」「大麻はお酒より安全!」

 

と言ったところで、誰も耳は貸さないと思うんですよね

 

もっと経済的な側面から根拠を示していかないと国民(法律)は動かないし、そのためには単純に喫煙経験者が増えないと無理ゲーな気がします(笑)。

 

でも、お金がない若者は海外にも行けないので、イオンとかカラオケボックスにたまるか、オンラインでデジタルなやり取りをして満足しています。

 

それ自体、決して悪いことではないですし、これは経済合理性なのですからしょうがありません。これが今の日本の現実だと思います。

 

外に出なくなるとますます保守的になるでしょう。ましてや太平洋で外国から遮断されている島国

 

どうやったら島国根性から抜け出せるのか。

 

日本の大麻合法化推進論者は、こうしたことも考える必要がありそうな気がします。

 

大麻の効能をうたうだけではムーブメントは大きくなりません。

 

「あの人たちヤバくね?」

 

って言われるのがオチです。

 

かなり脱線してしまいましたが、アメリカではマリファナ市場に大金が流れ込んでいるのにも関わらず、商売にもっとも大切なお金の流れが整っていません。

 

で、オバマ大統領のときにマリファナ規制を緩めたんですよね。これが有名な、コール・メモ(Cole memo)と呼ばれるガイドラインです。

 

しかし今回、この記事にあるように、アメリカの司法長官であるジェフ・セッションズがこのガイドラインを廃止しちゃったんですね(笑)。

 

もちろん、廃止したからってマリファナ産業が小さくなるわけもなく、ジェフ・セッションズの決定は結局、現場を混乱させただけでした。

 

もう、いずれ連邦法でも合法化するんだから、さっさとやっちゃえばいいのに!

 

と野次馬的には思ってしまいますが、まあいろいろな利権もあるのでしょう。そうは問屋が卸さないのはわかっています。

 

マリファナ産業の決済システムはこのように非常に混乱した状態なので、ソリューションを提供しようとするベンチャーで盛り上がっているようです。

 

その中でも認知度が高いのがCanPayというデジタルウォレットアプリ。

 

www.canpaydebit.com

 

 

このアプリはマリファナ販売所と銀行をリンクさせることができるので、2017年9月、ハワイ州ではCanPayを導入してマリファナ市場全体をキャッシュレスにしようとする試みが行われています。

 

た〜だ! 

 

CanPayのビジネスモデルはオバマのコール・メモ下の保護に依存していました。

 

アメリカの核の傘の下にいる日本みたいなもんです。

 

今回、ジェフ・セッションズがコール・メモを廃止してしまったことによって、「一部の銀行はサービスを一時停止したか、完全に撤退してしまった」と、CanPayの創業者でCEOのダスティン・イーデッドは語っています。

 

「なんてことしてくれんだこの野郎」って感じのジェフ・セッションズの決定ですが、ブロックチェーンの登場によって、

 

「だったらもう銀行いらんやん」

 

って気づいちゃった人たちが今、PotCoinHempCoinのような大麻特有のクリプト草コインを開発しています。

 

 

www.marijuana-cryptocurrency.com

 

 

www.marijuana-cryptocurrency.com

 

 

また2017年12月、カルフォルニア州の当局者は、65の銀行と信用組合の代表と話し合いをしたようです。

 

大麻事業を支援し、現金取引を削減するために、銀行ネットワークを活性化させよう。

 

という目的のためだったようです。

 

超成長産業で現金取引をしていれば、いずれ大きな問題が起きてしまうでしょう(すでに強盗とか起きてますし)。

 

これを解決するのはブロックチェーンなのか、既存の銀行システムなのか、アプリなのか何なのか。

 

未来が楽しみです。