医療大麻×ブロックチェーン マリファナコインの育て方

マリファナをテーマにしたブログです。3兆円市場へまっしぐらの医療大麻と、未だ未知数のブロックチェーンが出会い、今何が起きていて、これからどうなっていくのかを追い続けます。

マリファナによる税収アップの弊害とは

民間の医療ケアサービスであるCompassionate Careは、Prop. 215 の規制により、大麻産業から隔離されてしまいました。

 

しかし、サンフランシスコのSweetleaf Collectiveは営業停止した後でも、患者のケアのために8オンスのマリファナを与えられるようにしたようです。

 

カリフォルニア州民はProp. 64(マリファナの規制緩和)を盛大に歓迎していますが、規制緩和により、多くの人が「嗜好用」と「医療用」の違い、その意味について議論する状況となっているようです。

 

 

201811日、低所得者のHIVAIDS・がん患者に無料で医療用マリファナを提供する慈善団体のSweetleaf Collectiveは、大きな問題に直面しました。

 

患者に薬代を請求しないために、数千ドルもの税金を払わなければいけないのですが、それが困難となってしまったのです。そのため、現在Sweetleafは今後何らかの通知があるまで営業停止処分となってしまっているようです。

 

末期患者にマリファナを無償で配れない!

 

Sweetleafの創設者のJoe Airone氏は、次のように述べています。

 

Prop.64の新しい法律を作成する際に、非営利団体である我々は会議のテーブルに招待されることはありませんでした。それは、行政が商業用と非商業用のマリファナを別として考えなかったことを意味します」

 

と述べています。

 

カリフォルニア州上院議員法案420は、Sweetleafのような非営利団体やグループが、医療用マリファナを必要とする人々のためにあり、配布、そして分配することを可能にするために1996年の提案第215号の後に可決されました。同時にSB 420Prop. 215は、その創設年に大麻業界全体に浸透しました。しかし、Airone氏は、

 

「その過去のモデルは201919日に形骸化しています」

 

とコメントを残しました。

 

新法案の施行まで30日と迫っている最中、 Sweetleafthe Dennis Peron Legacy Projectと提携してHIVAIDS患者にマリファナを無償提供を行いました。

 

20181218日、大勢の患者とProp.215を擁護している人々がサンフランシスコのカストロ地区にあるPeron's homeにて集会を行いました。

 

集会の中でAirone氏は、

 

「昨年、私たちは100ポンド(約45キロ)の大麻を無料で配布することができました。そして今年、私たちが同じことをするには、5桁から6桁の税金を支払わなければいけません」

 

と、集まった人々に伝えました。

 

Airone氏は税金を2万ドルから20万ドルの範囲で見積もっており、このように述べています。

 

「私にとっては税金の金額は問題ではない。しかし、最も影響を受けるのは医療用マリファナを必要としている人々です。彼らの生活が危険にさらされています」

 

医療用マリファナを長年使用しているDominik Mollica氏はHighTimesとのインタビューの中で、Sweetleafが彼の人生をどのように変えたかを話ているようです。

 

「大麻は私にとって本当に素晴らしいものだった。痛みを和らげ、リラックスさせてくれます。安心のために、食欲回復のため、幸せのために必要なものでした。カリフォルニアで合法化されたことを嬉しく思いますが、Sweetleafのような場所がなくなってしまわないように願うことしかできません」

 

Sweetleafの患者の一人であるScott Stauffer氏もまた、Sweetleafについてこのようにコメントを残しています。

 

Airone氏やSweetleafからの支援がなければ、私の人生はすでに終わっていた。私は死にかけていたんだ。Airone氏や彼の仲間が、エイズコミュニティに手を差し伸べ、助けてくれたのです。」

 

マリファナの栽培者達はSweetleafの患者のために利用してほしいと願っているようですが、彼らが今年栽培したマリファナには税金がかかってしまいます。このマリファナを患者に届けるためには多額の税金の支払いを行わなくてはならず、現状ではお金を集めるのは難しい状況となっているようです。

 

Sweetleafのような非営利団体からのマリファナを必要としている人々に無料でマリファナを与え続ける試がありましたが、カリフォルニア州知事Jerry Brown氏により否決となってしまいました。

 

Airone氏は「知事は税金を排除したくなかった。患者の健康が悪化し、一部の人々が死亡することになるかもしれないことまでは認識していなかった」とコメントを残しています。

 

しかし、幸いなことに希望は残されており、サンフランシスコ上院議員のScott Weiner氏は、新しい法案SB34を発表しており、 Sweetleafが主催したイベントで8オンスのマリファナを参加した患者に提供しています。

 

2019年の6月に新しい法案が成立されますが、それまで患者達のマリファナがもつかどうか

 

日本では医療大麻の議論自体がまったくされていません。大麻を合法化することで税収がアップするというのは、合法化した国や州を見れば明らかですが、今回紹介したような問題が起きているようです。

 

まだまだ始まったばかりのマリファナ合法化。

 

日本でも議論がされることが望まれます。