医療大麻×ブロックチェーン マリファナコインの育て方

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大麻の“臭い”を根拠として捜査するのは違法?

バーモント州最高裁は、大麻のにおいだけでは捜索を受ける根拠にはならないと判決を下した

 

2019年1月は、大麻の臭いで責任を問われるべき、問われざるべき人々に裁判所が大きな判決を下す大事な月でした。

 

連邦判事の臭いの強い大麻栽培者に対する不正な民事訴訟のすぐあとに、バーモント州最高裁は、大麻の臭いは尋問や家宅捜索をする理由にはならないと判決を下しました。この重要な判決は、バーモント州全土の裁判所における判決例を連結させ、バーモントACLUとの長期にわたる訴訟事件の終わりを意味します

 

バーモント最高裁「ハッパの臭いを根拠に捜査すんなボケ」

 

単なる大麻所持は2013年以来、バーモントでは犯罪とはみなされません。そして2018年、バーモントは嗜好用大麻を合法化した9つ目の州となりました。

 

しかし、単なる大麻所持は犯罪とみなされなくなったはずの翌年、2014年3月、騎馬警官がラットランド在住のグレッグ・ズロ氏の車を停止させ、社内を捜索しました。そのとき彼は捜索を拒否したのに、です。どの国でも警察権力は恐ろしい。

 

警官は車内に『燃やした大麻』の臭いがすると認識し、捜索を始めたのです。

 

騎馬警官は、ズロ氏の車を止めたのは、車検のステッカーが雪に覆われて見えなかったからだと(嘘)

 

ズロ氏は職務質問を承諾しました。しかし、警察は合法的に捜索を行うために彼の車をけん引しなければなりませんでした。

 

捜索において、警察はグラインダーと大麻の燃えカスの入ったガラスパイプだけを車から発見しました。どちらも、バーモント州法において犯罪に結びつくものでも民事に値するものでもありません

 

しかし、ズロ氏の車内捜索の拒否が、車内捜索を受ける結果を招いたのです。2014年に21歳だった黒人男性のズロ氏は、この件をバーモントのアメリカ自由人権協会(ACLU)に持ち込み、協会はこの職務質問と車内捜索に関してバーモント州を提訴しました

 

そして今年1月、バーモント最高裁はACLUに賛成を示す判決を下しました。

 

ハロルド・E・イートン・Jr連邦最高裁判事は、騎馬警官が燃えた大麻の臭いがすると言ったあとに、ズロ氏の車を捜索したことは間違いであったと判断しました。さらにイートンJr判事は、燃やした大麻の臭いは職務質問や捜索を行う理由にはならないと判決を下しました

 

手続の間中、バーモント州はこのような民事訴訟からは免除されるべきだと主張を続けました。州の弁護士たちはこの訴訟に努力をついやしました。

 

バーモント最高裁は極めて重大な判例と大麻のにおいにより行われた捜索を比較させた

 

しかしながら、最終的に州最高裁は、“大麻の臭いは要因ではあるが、必ずしも決定的な要因にはならない。とりわけ、推定原因が存在するかどうかについては”と述べています

 

別の言葉で言うと、燃やした大麻の臭いがしたことだけでは、誰かの車の捜索を行う正当な理由には足りない。そしてそれは、燃やした大麻の臭いは“証拠にするには小さすぎる例えば、非常に強い新しい大麻の臭いが車のトランクから流出しているという状況と比べると”ということです。

 

最高裁の判決はズロ氏に対し、損害や補償を求める方法をはっきりとさせています。50ページに上る彼の判決を要約すると、イートンJr判事は、“いわゆる目に余る侵害に基づく損害に対する、直接的な個人の請求権”であり、ズロ氏の公民権が州に対して有効であると記している。

 

また一方、バーモント州に対しズロ氏がさらなる追求を続けるのかどうかはまだ、はっきりとされてはいません。重要なことは、イートンJr判事の判決は、バーモント州全体の裁判所において非常に意味のあるそして極めて重要な判例となったということです。

 

最高裁が判決を下したということはそれ以下の裁判所ではどこも燃やした大麻の臭いを捜索を開始する理由としては使えないということなのです

 

ただし、大麻を摂取した状態のままでの車の運転は刑法上罪に問われます。