医療大麻×ブロックチェーン マリファナコインの育て方

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WHOが大麻の再分類を求める

薬物に関する国際的な条約は長年、国家レベルで大麻改革の妨げになってきました。しかし、新しく発行された勧告書の中で世界保健機関(WHO)は、国際連合の大麻の分類の仕方の方針を変えるときが来たと綴りました。

 

何十年もの間、危険な薬物だとして退けられていたこの植物の健康的利点に、世界が興味を持ち始めているという最新の兆候です。世界中の改革者たちは、すぐにこの出来事に歓喜しました。

 

「これはWHOが出し得るものの中で最高の結論です」と、パリに拠点を置く大麻政策関連の非営利団体、中毒の代替アプローチを考え行動を起こす集団(FAAAT)の責任者であるケンヂ・リブレット・ゼモーリ氏は言いました。彼はこの勧告書を、「国際的な大麻政策のための新しい証言、そして健康を中心に置いた物語の始まり」と呼びました。

 

WHOの勧告書は、薬物に関する国際的な合意のもと、大麻とその化学成分について考え直すことを求めます。彼らは、1961年の麻薬に関する単一条約で最も制限されているカテゴリー(スケジュールIV)に分類された大麻そのものや大麻樹脂を、そこから取り除くことを勧めます(最も制限された薬物を「スケジュールⅠ」と記すアメリカの規制物質法とは違って、国連協定ではスケジュールⅠⅤが最も制限されていて、スケジュールⅠが最も制限されていません)。

 

この勧告書の手紙は、2019年1月24日にWHOの局長であるテドロス・アダノム博士から、国連事務総長のアントニオ・グテーレス氏に宛てて送られました。

 

もしこれらの勧告が受け入れられれば、大麻やその樹脂は国連協定のもとでは最も危険性が無いとされるスケジュールⅠに分類されます。

 

デルタ−9−テトラヒドロカンナビノール(THC)やその異性体も、協定のスケジュールⅠに移されます。

 

大麻の抽出物やチンキ剤も1961年の麻薬に関する単一条約のスケジュールⅠから取り除かれます。THCを含む医薬品は、スケジュールⅢに分類されます。

 

この勧告書は、純粋なカンナビジオール(CBD)は、薬物関連の国際的条約で分類されるべきでは全くないというWHOが過去に出した結論をオウム返しに言い、「カンナビジオールを主な成分とし、デルタ−9−テトラヒドロカンナビノールも0.2%以下しか含まない調剤薬は、国際的な取り締まりのもとに置かない」という条項の追加も勧めます。

 

アメリカでは、食品医薬品局(FDA)が昨年、非公開文書の中でCBDを規制物質法の「取り締まりのもとから外す」という、似たような勧告をしました。しかし報道によると、アメリカ麻薬取締局の職員たちは、1961年の麻薬に関する単一条約が連邦がCBDを分類から外す妨げになると言っています。

 

WHOの勧告を採用することは、アメリカでのCBDに関する更なる改革につながるかもしれません。カンナビノイドを含む製品は国中でネット上や店頭で手に入りますが、その合法性は未だ不確かです。

 

この勧告書がTHCの取り扱いにどのような影響を及ぼすか、それは……さらに不確かです。

 

長い間、大麻合法化を主張してきたトム・エンジェル氏はフォーブス誌に対して、結果は実際的というよりも政治的なものになるだろうと書きました。

 

この勧告書は国々の大麻合法化を許可するわけではなく、大麻は国際的な条約に従い続けるため、これによる実際的な影響はある程度制限されるでしょうが、これの持つ政治的な意味合いは確かです。

 

まとめると、もし勧告が採用されれば、それは事実上、何十年にも渡って世界の管理組織が大麻の危険性や治療上の利点について間違っていたという正式な認識となります。

 

ますます多くの国々が大麻に関する政策の改革に向けて動いているときに、WHOの新しい立ち位置は確かになってきます。これに伴い、国連での変化は、さらなる国々に薬物を禁止する法律の縮小や廃止を促すかもしれません。それでも尚、医療用でない場合や、非科学的理由のための合法化は、未だ厳密に言えば国際条約に違反します。

 

今のところでは、この勧告書はあくまでも、まだ採用されていない提案です。この勧告はこれから国連の麻薬委員会のもとへ行き、国連の職員たちがこれらを採用するかどうか票決します。アメリカがどのような票を投じるかは不確かなままです。

 

さて、仮にWHOの勧告が受け入れられたとき、日本の厚生労働省はどういった反応をとるのでしょうか。

 

<現状の厚生労働省の考え>

www.mhlw.go.jp